ブレーキホース交換

サンプル車:PS13シルビアK's
(LAST UPDATE:2005.1.8)
 

ブレーキキャリパーのO/Hついでにブレーキホースをステンメッシュホースに交換してみました。(`・ω・´)
交換後ブレーキペダルのタッチがカチッ!と少し硬くなり、 踏み心地もしっかりしていて安心感もアップしました。
フルード交換を伴うので2人で作業したほうがよいでしょう。

使用した部品

商品名もしくは部品名 部品番号 価格
ステンメッシュブレーキホース BF.GOOD RIDGE \10000
ブレーキフルード WAKO's DOT-4 1L \1680

価格はすべて2004.3現在&税別
 

使用した工具

工具名 備考
フレアナットレンチ 10ミリ
プライヤー  
メガネレンチ 12ミリ 
クロスレンチ  
ウエス キッチンペーパーが使いやすい
ワンウェイバルブ バイク用が安価
シリコンホース 透明なものがよい
潤滑浸透剤 CRC-556、ラスペネなど
空き瓶 ガラス製
パーツクリーナー ブレーキクリーナーでOK

B.F.GOOD RIDGE製ブレーキホースです。
メッシュ部分はステンレス、フィッティング部分はスチールです。
ネット通販で約1万円で購入できます。

まずはリアから交換します。(サンプルは助手席側)
車両側のフレアナットを緩めてフリーにします。この作業は必ずフレアナットレンチを使ってください。(10ミリです。)
このとき若干フルードが漏れてきますのでウエスなどを使って対処してください。

ホースを固定しているロックプレートを外します。狭い場所での作業となるのでプライヤーなどの工具を駆使して取り外してください。

外したあとはブレーキクリーナーできれいにしておきましょう。
ブレーキホース取り付け部分付近は砂利などをつけないように注意してください。

次にキャリパー側のバンジョーボルトを緩めて取り外します。ここは12ミリです。ここはフレアナットレンチではなく普通のメガネレンチでOKです。

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続いてステンメッシュホースの装着です。
先にキャリパー側を装着します。銅パッキンは必ず新品を使用してください。

車体側を装着するんですが、このときホースに無理なねじれなどがないように装着してください。
装着はフレアナットをある程度組み付けてからロックプレートでロックしてください。ロックプレート装着後にフレアナットを本締めします。
これでリアは完了です。

続いてフロントです。リアと同様に車両側から取り外します。
フレアナットを緩めてフリーにします。(10ミリ)

フレアナットがフリーになったらロックプレートを外します。
ショックと共締めされている部分を切り離します。ロックプレートを外して迂回させるだけでOKです。
キャリパー側のバンジョーボルトを取り外します。(12ミリ)
メッシュホースを取り付けます。
リア同様にキャリパー側から装着します。
ここも銅パッキンは必ず新品を使用してください。
ショックと共締めされている部分の処理をします。
このホースはショックに固定するブラケットがないタイプなのでタイラップ3本を使って固定します。
写真のようにホースに緩めにタイラップ1本を巻きます。そしてその タイラップにタイラップを通し、ショックのブレーキホース取り付け部分に巻きつけ締め上げます。そして最後にホースに巻いたタイラップを本締めして固定します。

ホースにはシリコンホースに切れ目をいれたものなどを巻きつけておくとショックと接触して傷つくのを防ぐことができます。
そして車両側を接続します。フレアナットを少し締めこんでおいたのち、ロックプレートで固定します。固定後フレアナットを本締めします。これでフロントも完了です。
装着後、フルードのエア抜きを行います。(やり方はフルード交換のページ参照)
さらにブレーキクリーナーで周辺をきれいにしておきます。こうすることでフルード漏れなどのトラブルを発見することができます。