リモコンドアロック取付
サンプル車:PS13シルビア K’s

最近の車は標準装備してるキーレスエントリーことリモコンドアロック。
ついてないのはくやしいから汎用品をつけちゃいましょう!
シルビアと180SXはドア構造は同じなので同じやり方で装着できます。

今回使用した部品及び工具は以下の通り。

部品
リモコンドアロック(汎用)
ギボシ端子
絶縁テープ
エレクトロタップ
適当なステー&ネジ
ネジ緩み止め剤
両面テープ
ブレーキクリーナー

工具
電動ドリル
ドライバー
ニッパー
ヘキサゴンレンチ
カッター
針金(配線通し用)


各画像はクリックすると拡大表示します。

リモコンドアロック「用心棒」です。(写真左からリモコンキー、コントロールユニット、アクチュエーター、配線です。)

製品問合せ
カルフォルニア・サン
(有)バニングバニー
TEL 0299-59-5523 FAX 0299-59-5873


運転席側のドアの内張りをはがしてアクチュエーターを取り付けます。内張りをはがすと透明な防水フィルムがあるのでそれもめくってください。白いシーラーは再利用できます。粘力があるので服を汚さないように!

写真(上)のようにステーを設置してアクチュエーターを取り付けます。
が取り付けたネジです。

アクチュエーターの先に必要な長さにカットしたロッドを取り付けます。
写真(下)のようにイモネジを使って固定します。このイモネジにはネジ緩み止め剤を少し塗っておきます(大量に塗らないように)

この段階でドアのロックノブを動かして干渉するところのないようにします。干渉するところがあればある程度は力で曲げることができるのでいろいろやってみましょう。(ここでは下の写真の後ろ側のワイヤーを少し曲げています)

※内張りのはがし方はスピーカー交換のページを参照してください。

次に配線処理を行います。ドアヒンジ付近のグロメット(ゴムふた)に切れ込みを入れて室内側に引き込みます。(運転席足元のヒューズボックス右上あたりにでてきます。)

ドア側はスピーカーボードを外せばグロメットが見えるのでそこに切れ込みをいれて引き込みアクチュエーターと接続します。

写真上:ドアヒンジ部分
写真下:ドア内部(青と緑の線)

※配線の先に針金をくくりつけておくと作業がスムースに行えますよ。

 



次にコントロールユニットの設置及び電源類の配線処理をします。
運転席のカバーを外し写真の
位置に両面テープを使って固定します。
※両面面テープを貼る前には必ず脱脂を行ってください。

常時電源(赤線)はフットランプの赤/黒線につなぎます。(写真・中)
アースは運転席足元のヒューズボックス付近にボディアースします。

コントロールユニットからでている黄色の線(写真上での
赤矢印)と黒の線はそれぞれ信号線、アンテナ線です。
信号線はリモコンドアロック作動時に12Vの通電をします。これをハザードに割り込ませることによってハザード点滅により車の外から施錠/開錠を確認することができます。
アンテナ線は適当に他の配線と束ねておきましょう。(丸めないように注意)

シルビアの場合ハザードスイッチの写真の2個所に配線します。コントロールユニットから出ている黄色線は1本しかないので2本への分岐配線(ダイオードを途中に入れましょう)をあらかじめ作っておくといいでしょう。
(コネクタのポッチがある側の一番左と右から2番目に配線します)

配線が終わったら問題なくドアロックが施錠/開錠されるかチェックします。不具合があれば修正しましょう。
動作に問題がなければドアの内張りを元に戻して完成です。

※ハザードへの分岐配線にダイオードを入れない場合はウインカーだしてもハザードが出てしまいますので注意してください。
スモールランプ等への配線にはダイオードは不要です。

ドアロック時のハザード点滅の状態です。
信号線をハザード以外(ヘッドランプ、スモールランプ、ホーンなど)に接続することも可能です。