リアハブベアリング交換 |
サンプル車:PS13シルビアQ's レポート:コバ |
||
走ると不快な振動がでるのでハブベアリングを疑って交換してみることにしました。 |
||
使用した部品 |
||
商品名もしくは部品名 | 備考 | 価格 |
リアハブ | 43202-35F01 ×2ヶ |
\23400 |
リアハブベアリング | 43210-AA000 ×2ヶ | \13700 |
コッターピン | 00921-5402A ×2ヶ | \120 |
価格はすべて2010.1現在&税別 |
||
使用した工具 |
||
工具名 | 備考 | |
ソケットレンチ | 14、17、19、36ミリ | |
メガネレンチ | 14、17、19ミリ | |
スピンナーハンドル | ||
鉄パイプ | ||
ラジオペンチ | ||
油圧ジャッキ | ||
リジッドラック | ||
浸透潤滑剤 | CRC-556など |
|
新品のリアハブベアリングです。 |
オークションで入手したリアハブです。これをベアリングに圧入し、ハブASSYとして交換するという作戦です。 |
|
いきなり問題発生! |
|
ベアリングの内側が真ん中くらいで分かれているのが見えます。この手前の部分が、前オーナーがハブを引き抜く際に残ってしまっていたのです。スライディングハンマー等で抜くと、残りやすいとのことです。(整備士談) |
|
素人の人力ではどうにもならないので、カラーの取り外し&ハブの圧入は知り合いの整備士に依頼。 |
|
組みあがったリアハブASSYです。 |
|
毎度お馴染みのリアブレーキ周りです。 |
|
これが問題の36ミリのナット。コッターピンとギザギザのカバーをはずしてご対面です。 |
|
なかなか緩まないので(簡単に緩んでも怖いけど)鉄パイプの術。締めるときも同様にシッカリ締めます。ハブが回転してしまうので、サイドブレーキを目一杯引っ張っておきます。 |
|
あとはブレーキキャリパーとローターをはずし、19ミリのボルト4本で裏から外し、手前に引き抜くのみです。 |
|
とにかく狭いです。ソケットがドライブシャフトに当たるため、ドライブシャフトを回転させ、うまい具合にクボミとソケットを合わせながら、スペースを確保します。 |
|
向かって左側の2本が外しにくいので、結局、ナックルとアームを外してスペースを確保します。手前だけ外しても少ししか変わりませんが、その少しがデカイ。このとき、アーム2本とも外してしまうと、グラついてトルクが掛からないので、どちらか片方にはボルトを差し込んで固定しておくと良いです。 |
|
やっとボルト4本が外れました。あとは引き抜くだけです。 |
|
ハブassyが外れた状態です。グリスやサビ、砂埃で汚れているので、 浸透潤滑剤を吹いてウエスで拭き取っておきました。 |
|
左が取り外したハブassyです。ベアリングがゴムでシールされているのに対し、新しいものはきちんとカラーで覆われています。埃やグリス切れなどの対策でしょうか。 |
|
逆の手順でボルトを締めます。狭いですが、妥協せずにしっかり締めれば完成です。 |
|
ブレーキディスクのカバーを付け忘れましたが、放熱性が悪いと言う話も聞きますので、今回はこのままでいきます。 |
|
助手席側は、ボルトを外してもなかなかナックルから抜けてくれませんでした。 |
|
浸透潤滑剤をたっぷり吹き、ローターのバッフルプレートを左右に回して隙間を広げ、左右交互に均等にマイナスドライバー等を徐々に打ち込みながら引き抜いていきました。 |
|