シフトレバーインナーブーツ&クランクオイルシール

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たくちゃん号(PS13K’s)
 ・シフトレバーインナーブーツ点検。
  下回りをチェックしたところミッションからのオイル漏れがひどい。
  特に後部。ちょうどシフトレバーがあるあたりだ。
  これはブーツやぶれちゃってるんじゃね?と思って室内から点検してみたら・・・。
  タイラップ千切れてた・・・。
  ブーツに問題はなく良好。
  掃除してタイラップをしっかり取り付けて完了。
  念のため上側のタイラップも新しいのに付け替えておいた。
  これで漏れなくなってくれりゃいいんだけど。
 ・クランクオイルシール交換
  フロントのオイルシールを交換することにした。
  どーもここからオイルが漏れてるっぽくてフロントカバーがオイリーになってる。
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  まずはラジエターを外すためにLLCを抜く。
  ドレンを開放してLLCを放出!
  LLCが抜けるまでの間にインテークパイプを外していく。
  インタークーラーからスロットルへのパイプを外し、バキュームホース数本を外
  す。場所が分からなくならないように覚書をしておいた。
  ラジエターのアッパータンク部分についてるステーを取り外し、ロアシュラウドを
  外して、アッパーホース、ロアホースを外しシュラウドごとラジエターを上に引き
  抜く。 
  これでラジエターは外れた。フィンにたくさん虫がつまってるなぁ・・・。
  エアコンコンデンサの方は特に問題なさそう。
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  カップリングファンを外す。10ミリナット4個で固定されている。
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  ナットとスプリングワッシャーが外れたら後は前に引き抜くだけ。
  センター部分がサビてるのでなかなか外れない・・。
  外れたらプーリーがひずまないようにナットをかけなおしておく。
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  ここからはベルトを外していく。
  まずはパワステベルト。
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  パワステポンプの右側にあるテンショナーボルト12ミリをしこたま緩める。
  緩めるだけ。外さなくていい。
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  前側右下あたりにある12ミリナットを緩める。こちらも外す必要はない。
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  プーリーの隙間からパワステポンプを固定している14ミリボルトを緩める。
  外す必要はない。
  この3つを緩めるとパワステポンプがガコガコ動くようになるのでベルトが緩む
  方向に動かしてベルトを取り外す。
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  はい!外れた!
  次にエアコンベルト。
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  アイドラープーラーのセンターナット14ミリを緩める。
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  テンショナーボルトを緩める。14ミリ。
  アイドラープーラーを下方向へスライドせてベルトを取り外す。
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  はい!外れた!
  最後にファンベルト。
  まずは感電を防ぐためバッテリーのアース線を外す。
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  オルタネーター本体を固定しているナット14ミリを緩める。
  エンジン後方側なので下から作業。
  ちょうどアンダーカバーの切り欠き部分に工具が入った!
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  パワステ同様テンショナーボルトを緩め
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  手前のナットを緩めるとオルタが
  ガコガコ動くようになるのでベルトを外す。
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  3本全部外れた!
  クランクボルトを緩める。
  27ミリ。なかなか緩まない・・・・。
  ギアを5速に入れて、サイドを思いっきりひいて、輪留めもしっかりかける。
  1/2ソケットにスピンナーハンドルをつけて1.5mの鉄パイプで延長。
  ぐいっ!とやるとパキン!と緩む。折れたかと思ったww
  無事緩んだらプーリーを外す。
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  クランクボルトを緩めた状態で取り付けておいて、三爪プーラーでプーリーを外す。
  爪が万遍なくかかるようにしておかないとプーリーが欠けたり曲がったりするので
  注意。
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  プーラーのセンターボルトはクランクボルトにあるへこみに合うようになっている。
  軽くCRC556なんかをさしておくとよりスムースに抜けるんじゃないかと。
  
  プーリーが取れたら裏を良く見てみる。
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  ゴムダンパー部分がひび割れてるなぁ。
  タービン交換なんかをしているハイパワー車だとここが一気にちぎれてしまうこと
  もあるのでヒビがあったら新品に交換したほうがいいだろう。
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  クランクシールとご対面。
  やっぱり漏れたあとが・・・・。
  リップ部の張りもイマイチ。
  エンジン組んで10年たってるんで交換時期ですな。
  クランクやフロントカバーに傷をつけずに取り出す。
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  おれはいつも車高調レンチを使ってる。
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  こいつをグイッと刺して軽く力をかけてやるとオイルシールがグニョっと出てくる。
  ちなみにTEINの車高調レンチです。
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  シールを外した後は軽くクリーニング。
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  シールの新旧比較。
  右が新品。
  ちなみにこのクランクシールの部品番号はJ01なんだけど、J11ってのも使える。
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  J01が520円でJ11が570円。50円の差。
  なんとなくネタ的にゲットしてみたんだけど、見た目に多少の違いがある程度・・。
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  こっちがJ01。リップ部の掘りが深い。
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  こっちがJ11。リップ部の掘りが浅く内側に格子状のリブみたいなものがある。
  せっかくなんで値段の高いJ11を組もうw
  どちらのクランクシールにも内側にシリコングリスが塗られている。
  手間を考えるとありがたい。
  日産純正じゃない武蔵シールとかのは塗られてないんだよね。
  シリコングリスは別に買うと高いから、グリスがついてるのはお得だ。
  シールオイルクランク 13510-53J11 570円
  シールオイルクランク 1351053J01 520円

  というわけで新しいオイルシールをプラハンでコンコンと打ち込んでいく。
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  万遍なく傾かないように少しずつ・・・・。
  フロントカバーとツラになればOK。
  入れすぎるとバネが外れたりオイル漏れするので注意(経験談)
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  できればこんな感じでオイルシールより少し径の大きいドラフトになるもので打ち込ん
  だ方がラクチン。
  クランクプーリーをつける。
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  クランクにあるキーの出っ張りとプーリーの凹みをあわせる。
  プラハンで優しくコンコン叩いてある程度差し込む。
  ネジ山にエンジンオイルを塗ったクランクボルトを締めてプーリーを本取り付けする。
  プーリーがつけれたら一度クランクボルトを外す。
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  ワッシャーのエンジン当たり面にシール剤を薄く塗布。
  整備書には書いてないけどオイル漏れ予防です。
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  雨が降ってきたので今日はここまで。
  あとはベルトを元に戻してラジエターをつけてインテークパイプとバキュームホースを
  つけて、LLC入れてエア抜きしたら終わり!
  ジャッキをエンジンルームにしまってみた。なんかMR2みたいw

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