リコイル

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たくちゃん号(PS13シルビアK’s)

・エキマニスタッドボルトのリコイル

アストロで売ってた1980円の「ネジ山再生キット」。
一般的な下穴用ドリルとリコイルタップのセットです。
リコイルって名称使えないんだろうな。
そんでこちらがパイロットタップタイプのリコイルキット。ネット通販で6500円で購入。定価はもっと高いけど割引で買えました。てか、高すぎるよ!足元めっちゃ見てる価格設定だな~
こちらは下穴ドリルはついていません。
この2つを使って作業していきます。なぜ2つ用意したのかは後ほど。

右がパイロットタップ。左が普通のリコイルタップ。
パイロットタップの何がいいかというと、元のネジ溝が少しでも生きている場合、それを利用してセンター出しをして新たなタップを切っていけるということ。
ただし、通常は貫通ネジ穴にしか使えない。

今回修理するネジ穴は幸いにも少しネジ溝が残っている状態。そしてネジ穴の深さもそれなりにあるということで使ってみることにした。

普通のドリルを使わないのは、できるだけセンター出しをしたいから。
ドリルだとどうしてもセンターがズレやすい。ズレるとスタッドボルトもずれる。そうなるととエキマニのネジ穴も合わなくなってエキマニのネジ穴を拡大したりしなくちゃいけなくなる。エキマニ買い替える度にネジ穴拡大するのも面倒くさい・・・というわけです。

パイロットタップでセンターを出しつつ、少しでも新たにタップを切って、残りは普通のタップで切っていくという考えです。

作業性を上げるためこちらも使ってみます。
左はチャックタイプのタップハンドル。右は3/8ソケットタイプのチャックです。

まずはパイロットタップから。CRC556をしっかり吹いておきます。
エキマニはボルト穴のズレを確認しやすくするために装着したまま作業します。
3歩進んで2歩さがる。で少しずつ切っていきます。
うまい具合に元のネジ山にかんでくれたのでセンター出しは大丈夫でしょう。
結構奥の方まで切れました。

アストロタップにつけかえてネジ山を切っていきます。

さらにきれいになりました。
リコイルの長さ分だけ切れていればいいので深追いはしません。

リコイルをセットします。

1.0Dと1.5Dとあったので・・・・。
スタッドボルトと並べてみると1.0Dと一緒ぐらい。

実際に取り付けてみると1巻き半ぐらいボルトの方が長い。
ってことでアンパイをとって1.5Dにしました。

ネジこんでいきます。表側がツラになったところで止めます。
綺麗にリコイルできました。まだ奥のピンを折っていない状態です。
ピンを折るには先ほどのリコイル挿入工具を90度向きを変えてもう一度差し込んで、叩きます。

ピンが取れました。リコイル製の工具は先っぽがマグネットになっているので便利。アストロのはマグネットなしでした。

これにてリコイル完了!!
スタッドボルトもしっかりつきました♪


スタッドボルトも新品にしてナットも新品に。
S13純正は分厚いワッシャー+ナットだったけど、S15はフランジナットになっていた。なんとなく新しい方がいいのかな?と思ってフランジナットに。
これが吉と出るか凶と出るか・・・・。

ひとまずエキマニ周りは完成!

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